24式太極拳を実戦で使えるように解説している池田秀幸著『つよい!THE24式太極拳 「四正四隅」の秘密』」を買いました。
僕は現在、太極拳スクールで24式太極拳を習っているのですが、套路を演武するときの究極形って「相手が見える」ことなのではないか?なんて思っています(まだまだその域には達していませんが…)。
そのためには24式太極拳の1つ1つの動きが武術としてどのような意味を持っているのか?を知らないと始まらないのではないかと。
で、内容ですが。普段習っている24式と実戦的な24式は結構違うんですね。
野馬分鬃で左野馬分鬃か右野馬分鬃へ移る最初の動作として、
・普段の24式:右足に重心を移して、左足の爪先を外に開く。
・実戦的24式:重心を右足にかけずに左足の爪先を外に開く。
右足(後ろ足)に重心を移してしまうと「後ろ足が硬直してしまい、膝が自由にならないから」ということからこのような動きになるようなのですが、だいぶ意識が違ってますね…。
決して、この本が使えないというつもりはなくて、まずはシッカリと24式の套路を覚えたあとで参考にするとこの内容を活かすことができるのでないかなーなんて思ってます。
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